キー項目機能とは、仕訳入力のときに、たびたび使われる
借方科目/貸方科目のセットを
予め分かりやすい日常用語などを使って登録しておくことです。
たとえば、タクシー代を常に現金で支払っているなら、
キー項目名 借方科目 貸方科目
タクシー代 旅費交通費 現金
と、一度登録しておけば、仕訳入力のときには、「タクシー代」というキー項目を指定して、
仕訳を作成することができます。
また、役員報酬の仕訳入力なども、
キー項目名 借方科目 貸方科目 既定摘要文字列
鈴木給与 役員報酬 未払費用 鈴木一郎
というキー項目を登録しておけば、仕訳入力のときにキー項目として、「鈴木給与」を選択すれば、
借方/貸方 金額 第1摘要 第2摘要
役員報酬/未払費用 500,000 鈴木一郎
のような形の仕訳が生成され、「鈴木一郎」という第1摘要文字列は、内訳書Mの氏名欄にも反映
されます。
特に、仕訳の自動作成のために、OCR認識をご利用になる場合には、必ず、このキー項目の登録が
必要になります。
よく使われそうなキー項目は、最初からサンプルとして登録されていますが、追加したり変更したりする
場合は、このメニューで行います。
1.
「設定」メニューの
「キー項目」を選択します。
2.
「キー項目」ウィンドウが表示されます。
(以下に表示されているデータは、あくまでもサンプルです)
画面左上
の
種別 |
種別を、預金通帳・出納帳から選択します。
|
|
(現在のバージョンでは、預金通帳、出納帳の区別は意味がありません)
|
整列 |
キー項目を表示する順番を指定します。 |
表示 |
仕訳入力時に伝票追加ダイアログで選択肢として表示するか否かを指定します。 |
キー項目名 |
キー項目の名称です。変更する場合はクリックしてキーボードから新しい名称を |
|
入力します。 |
借方勘定科目 |
借方の勘定科目名。変更する場合は科目名をクリックすると借方の勘定科目名が
|
|
一覧表示されるので、その中から選択します。
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貸方勘定科目 |
貸方の勘定科目名。変更する場合は科目名をクリックすると貸方の勘定科目名が
|
|
一覧表示されるので、その中から選択します。
|
既定摘要文字列 |
そのキー項目を選択した場合に、自動的に第1摘要として設定する文字列です。
|
|
登録する場合は入力欄をクリックしてキーボードから入力します。
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説明コメント |
キー項目の説明メモが必要な場合に、クリックしてキーボードから入力します。
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入力したコメントはこの「キー項目設定画面」でのみ表示されます。
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|
したがって、この欄は、覚え書き欄に過ぎません。
|
「追加」ボタンをクリックすると「キー項目追加」ダイアログが表示されるので、どの出納資料で
使用するかの種別と、各項目のデータを入力します。
「削除」ボタンをクリックすると、選択されているキー項目(1行のデータ)が確認後削除されます。
「OK」ボタンをクリックすると、入力・変更したデータを登録し、この画面を終了します。
「閉じる」ボタンをクリックすると、この画面を終了します。
もし、データが変更されている場合は、確認ダイアログが表示されるので、そのまま登録することも
キャンセルすることもできます。
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