3−1−3 次年度更新
当期の決算書・申告書の作成が終了し、次の決算期の作業に移行する場合には、次年度更新処理を実行
します。
次年度更新処理を実行することにより、翌期に繰り越すべき当期の期末残高などの情報を継承した翌期の
会計データが作成されます。
通常、[初期利用]メニューを使って会計データを作成するのは、導入時の1回のみで、以降は、
次年度更新処理を実行して、翌期の会計データを作成します。

1)[ファイル]メニューの[次年度更新...]を選択します。



2)当期で作成した申告書のイメージを保存します。
  当期の申告書イメージを保存しなくても、次年度更新処理は行えますが、申告書イメージを保存
  しておくと、次期の申告書の作成確認場面で、過去の申告書の内容を確認することができます。
  [次年度更新]を選択すると、下記の確認ダイアログが表示されます。



  「はい」ボタンをクリックすると、次年度更新処理の本処理前に、当期の申告書イメージの作成
  を行います。
  次年度更新処理で、下記のエラーメッセージが表示された場合、正しく次年度更新できない場合
  があります。


  正常終了時は下記のメッセージが表示されます。
  (左側ダイアログは、申告書イメージ作成の場合のみ)

  


3)次年度更新処理の最終段階では、以下のような[次年度更新]ダイアログが表示されます。


  


  「次期データ」の「データ名」と、そのデータを保存しておく「保存フォルダ」は変更設定する
  こともできますが、通常は、既定の設定の状態として変更しないでください。
  「OK」ボタンをクリックすると、「保存フォルダ」で指定されたフォルダに次期データが
  作成され、そのデータが選択されます。

4)既に次期データが存在するときに、次年度更新を再実行した場合には、以下のような「次年度更新」
  ダイアログが表示されます。
  「はい」 を選択すると、既に存在する次期データの仕訳は削除せずに、次年度更新処理を行います。
  「いいえ」 を選択すると、既存の次期データはすべて削除され、新たに次期データを新規作成します。

  ※「いいえ」 を選択すると、既に入力済みの次期データがすべて削除されますので、ご注意ください。
    作成済みの次期データを廃棄して新たな次期データを作成する場合のみ「いいえ」 を選択します。




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